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Forming

小松宏誠 |Kosei Komatsu

Kosei Komatsu solo exhibition

2019年9月7日(土)- 10月12日(土)        
Open 13:00- 18:00

営業日:火―土(月曜のみアポイントメント制)

休廊日:日・祝

Opening Reception

9月7日(土)17:00-19:00

Statement ―

雨粒は数えられないけど、感じることはできる。

風は見えないけど、知る方法がある。

目的、関係、状況、何かが連続して、変化し続けている。

​すべてがかたちとなって現れる。

Carbon wings_1/ 2019

カーボンロッド、塩ビ、ステンレス

H90×W90×D60 cm

小松宏誠は東京藝術大学大学院修了後、鳥の剥製や羽根を用いて「浮遊」をテーマとした作品を発表してきました。2006年には「第 10 回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査委員会推薦作品に選出され、また、2014年に手がけた商業施設での空間演出によりDSA日本空間デザイン賞2015優秀賞を受賞し、アート領域のみならず空間デザインの分野においても高い評価を得ています。近年では美術館での展示をはじめ、大型施設のホールを彩る大型デコレーションや、国内外のブランドショップとのコラボレーション企画を手掛けるなど、今後さらなる活躍が期待される作家です。

 

「浮遊」への興味から空間を漂う作品の制作を試みる中で、表現に最適であった羽根を素材として選んできましたが、今展では新たに羽根に変わる新素材を用いた作品を発表いたします。カーボンロッドやポリカーボネートフィルムといった軽量かつしなやかな素材を用いることで、羽根がもつ軽やかさを併せ持ちながらも、これまでには実現できなかったスケールの作品制作が可能となりまし た。漆黒の言わば「人工の羽根」が影と連動しながらゆっくりと旋回する様は、清らかな「光」を彷彿とさせる従来の鳥の羽根の作品とは対照的に、軽やかでもどこか重厚な「闇」を想起させます。空間に浮遊する作品の光と影がそこかしこで交錯し、共鳴し合い 、幻想的な世界を生み出します。

今展では新素材を用いた「Air Line」シリーズに加え、従来の鳥の羽根を使用した「Lifelog」シリーズ、森で採集した蜘蛛の巣を何層にも重ねて制作した「Network」シリーズなど、小松のこれまでの活動を顧みることができる展示となっております。


また、COHJU contemporary art は京都市の姉妹都市であるパリ市発祥の「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」に着想を得た一夜限りの現代アートの祭典、ニュイ・ブランシュKYOTOに参加いたします。開催日の10月5日(土)には特別に開廊時間を22:00まで延長して作品をご鑑賞いただけますので、ぜひこの機会に日中とは少し違った雰囲気の中で小松作品をお楽しみいただければ幸いです。