左刀大地はインターネット上で見つけた風景や静物の画像に、空想上のモチーフを加えたり置換することで現実と空想の狭間のようなイメージを描き上げます。左刀の作り出す情景は、時代を超越した不思議な無国籍感を持ち、鑑賞者の誰もがそれぞれに既視感を抱くような、恋しくも懐かしくもある、独特なノスタルジーを纏っています。

 

左刀大地は1985年埼玉県生まれ。2009年に沖縄県立芸術大学卒業を卒業し、現在は沖縄を拠点に活動をしています。

 

2013年には東京都現代美術館でのグループ展に参加する他、主に沖縄県内を中心とした個展、グループ展にて作品を発表してきました。国内外のレジデンシーや芸術祭、アートフェアへの参加や、企業とのコラボレーションデザインを手がけるなど、幅広く活躍しています。